受かる受験生に共通する「逆算思考」って?

当たり前なことですが、受験では合格者・不合格者がいます。
今回の記事では、合格する人と不合格になる人の違いをはっきりさせていきます。
合格する人は、「どのように受験本番までの戦略を練るのか」を見ていきましょう!
Contents
合格する受験生は、〇〇思考。
まず結論から書きます。
合格する受験生は、「逆算思考」で受験勉強をしていきます。
一方で、不合格になる受験生は、「逆算思考」ではなくて、「積み上げ思考」で受験勉強していきます。
合格する受験生は、限られた時間内で、1点でも多く取るために、ゴールから逆算して、今やるべきことを決めます。
「逆算思考」
=自分のゴールと現状と残り時間をはっきりさせて、やることをゴールから逆算する考え
「積み上げ思考」
=今の自分にできることを、ひたすら積み上げていく考え
今のあなたの受験勉強はどっちですか?
- 「逆算思考」で、ゴールから逆算して、今やるべきことをやれていますか?
- 「積み上げ思考」でゴールから意識せず、闇雲に今やるべきことを積み上げていますか?
まずこのどちらかの考えかで、合格可能性は大きく変わってきます。
受験日が決まっている受験においては、「残り時間」が決まっているので、逆算思考が良いです。
受験ではなく、プログラミングなどのスキルなどを磨く時や、語学学習をするときなどは、期限を設けず1つ1つ積み上げていく戦略でも良いです。
今回の記事は、「残り時間」が決まっている受験に置いて有効な戦略についてを書いていきます。
受験勉強開始してまずやるべきこと
ここまでで、受験で合格するためには、「逆算思考」が大事だということを書いてきました。
限られた時間内で、ゴールから逆算して、今やるべきことを決める「逆算思考」が大事だということはわかったと思います。
ここから、実際に何をしていくのかを、まとめていきます。
逆算思考をするために必要なことは、①ゴールを明確にする②現状を確認する③ゴールと現状の差を明確にする④中・長期計画を立てる⑤短期目標を立てる
この5ステップが逆算思考でやるべきことです。1つ1つ解説していきます!
①ゴールを明確にする
まず初めに、受験に置いてゴールを明確にしないといけません。
『ゴールはどこにあるのか』が明確になっていないと、これからどこを目指して勉強していけばいいのかがはっきりしません。
ゴールが明確になっていない状態というのは、いわば「ゴールがわからないマラソン」状態です。
どこがゴールかわからない状態で、マラソン走れますか?
たまたま走って行った先がゴールだったら、良いですが、そんなうまくいくことは滅多にありません。
したがって、逆算をするためには、ゴールを明確にしていきましょう!
どこがゴールなのかを明確になれば、どのくらいのペースで、どのような方法でゴールを目指すべきなのかが段々わかってきます。
「早稲田大学に合格する!」のように、まずはゴールを明確にしましょう!
②現状を確認する
①でゴールが明確になったら、次にやるべきことは、そのゴールに対しての「自分の現状を確認する」です。
現状を確認するためには、以下の記事でも書いているのですが、まず過去問を解きましょう!
目標が明確になったところで、その目標・ゴールに対しての自分の位置が明確になっていないと、ゴールまでに到達するに、必要なことがわかりません。
このステップ①と②を完了した段階で、「ゴール」と「スタート」が明確になった状態となります。
③ゴールと現状の差を明確にする
「ゴール」と「スタート」が明確になったところから、いよいよ「逆算」をしていきます。
まずは、受験本番までに「残りどのくらいの時間があるのか」と「ゴールと現状の差」を明確にしましょう。
物理的にあとどのくらいの時間をかけることができるのかを、「日数と時間」で明確にしましょう。
残り時間がどのくらいあって、その時間内でどのくらいの成長をしないといけないのかがわからないと計画は立てていくことができません。
ギャップがはっきりしたら、次のステップから、いよいよ計画を立てていくことになります。
④中・長期計画を立てる
まずは、1年とか半年とか3ヶ月など中・長期目標を設定していきましょう。
ゴール、現状、その2つのギャップが明確になったとしても、いきなり細かい計画を立てるのは難しいはずです。
したがって、まずは大まかでも最初は良いので、ゴールから逆算して、中・長期の目標を設定していきましょう!
この中・長期目標は、今後の方向性を決めるイメージで大丈夫です。
「ゴールから逆算した結果、半年後までには英語を〇〇点アップ!」とか「3ヶ月後には3科目の偏差値を5上げる」とかのように、目標を設定していきましょう!
⑤短期目標を立てる
中・長期目標も決めて、目標点数やいつまでにどのくらいのレベルにするかは定まったはずです。
最後に、それらの目標を達成するために、「何を・どのように・どのくらいの時間をかけて」達成していくのかをできる限り具体的に決めていきましょう!
この最後のステップでのポイントは、「すぐにアクションできるレベルにまで細分化する」
「15日までに、ネクステの問題〜800まで終わらせる!」とかだけだと、まだまだ足りません。
「15日までに、ネクステの問題〜800まで終わらせるために、1日あたり50問ずつやっていく!」
このように、できるところまで目標を細分化・具体化していきましょう!
計画を立てる上でのポイント
計画を立てていくにあたって、注意してほしいポイントを書いていきます。
上記の5ステップを進めていき、逆算していくにあたって、その立てた計画を忠実にアクションしていくにあたって、重要なポイントを3つ紹介します!
ポイント①「時間で計画を立てない」
勉強を計画する中で結構多いのが、「時間」で計画を立てることです。
「今日は6時間勉強しよう!」「今週は合計60時間勉強しよう!」とかみたいに、「時間」で勉強計画を作ることは、やめましょう。
まずそもそも、その勉強時間内に、どれだけ進めていけるかはわからないです。
そして、時間で計画を立てることによる1番問題となることは、「勉強したつもり」で終わってしまうことです。
実際は、集中して勉強できていないのに、「今日は4時間勉強することができた!」となって「勉強時間」で勉強できた・できないの判断を下すようになってしまい、正確な判断ができなくなります。
以上のことから、計画を立てる時は、参考書のページ数とか単元とかごとで区切って勉強計画を立てていきましょう!
ポイント②「修正が前提」
計画は一度立てたら、そのまま最後までやり切るものだと勘違いしている人はいませんか?
僕自身も、高校生の頃、一度立てた計画は、崩さずにそのまま最後までやり切るものだと勘違いしていた時期もありました。
しかし、結論を書くと、「計画は修正が前提」です。
もしかしたら、今は苦手な科目が伸びて、一番の得意科目になるかもしれませんし、逆に今得意な科目が苦手科目になる可能性もあります。
得意科目の変動とかは、勉強をしていくと沢山起こります。状況は、流動的に変化していくので、修正を適宜していく必要があるのです!
なので、今日、この記事を見ているあなたが、もし「計画=修正が前提」という考えがなく、臨機応変に対応することでできていなかった場合は、今すぐに考えてをあらためていきましょう!
ポイント③「休憩を取る」
逆算思考になって、計画とかも立てた人に最後注意してほしいことを書きます。
逆算思考で、やるべきことや目標が決まることで、やることが明確になって、やる気が出てくるかと思います。
やる気が出ることは、とても良いことなのですが、計画を立てる時に、やる気があって、計画の中に「休憩」を入れない人がいます。
「休憩時間=無駄な時間」とか「休憩すると罪悪感」という風に考えている生徒が結構います。
こういた考えを持っている人は、少し勘違いをしています!
休憩は、より集中して勉強するために、戦略的に取るものです。休憩することで、リフレッシュすることもできて、定着率も上がっていきます!
集中力を維持して、結果を出す勉強をするために、計画の中に「休憩」を入れていきましょう!
今やるべきことを、逆算していこう!
ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます!
合格する受験生は、「逆算思考」で勉強をしていくというテーマで記事を書かせてもらいました。
逆算して計画を立てていくことが、合格する上では、必要不可欠なので、今回の記事で紹介したことを参考にして見てください!
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