偏差値55とはどのくらいのレベル?偏差値55の大学や勉強法を紹介

模試の結果や大学のランク分けに偏差値がでてくるけど、偏差値ってわかりにくいですよね。
そこで今回は偏差値55とはどのくらいのレベルなのか解説していきたいと思います。
「偏差値55とはどのくらいのレベルなの?」「偏差値55の私立や国立の大学を教えて!」
こんな疑問にお答えしますので、ぜひ参考にしてみてくだい。
Contents
そもそも偏差値ってどんな意味?
偏差値55について解説する前に、そもそも偏差値とはどのような意味なのか説明したいと思います。
偏差値を求めるためには、センター試験の數學で出てくる標準偏差などが必要なのですが、
ちょっとわかりにくいので、結論だけ言っておきたいと思います。
偏差値とは、そのテストを受けた受験生の中で、
自分の結果がどのくらいの位置にいるのかを表す数値です。
そのため偏差値は他のライバルと比較して、どのくらいの順位にいるかがわかるのです。
偏差値は平均点がちょうど偏差値50となるように設定し、
その基準からどのくらい離れているかを数値で表したものです。
つまり今回の得点が80点でも、平均点によって偏差値は変わってくるので、
偏差値を上げるためには得点を上げるだけでなく、
順位を上げなければいけないのです。
偏差値55とはどのくらいのレベル?順位や割合から考えてみた!
それでは偏差値55はどのくらいの位置にいるのか、
順位や上位からの割合で考えてみましょう。
ここではわかりやすく1,000人を対象としたテストで考えていきたいと思います。
下の表は上位から何%か、そして1,000人中の順位を表したものです。
偏差値 | 上位何%か | 順位 |
75 | 0.6% | 6位 |
70 | 2.2% | 22位 |
65 | 6.6% | 66位 |
60 | 15.8% | 158位 |
55 | 30.8% | 308位 |
50 | 50.0% | 500位 |
45 | 69.2% | 692位 |
40 | 84.2% | 842位 |
35 | 93.3% | 933位 |
この表から見てわかるように偏差値55は上位の30.8%、順位は308位となります。
偏差値50の人がちょうど真ん中の順位となっていますね。
つまり偏差値55は平均よりも勉強ができる、上位から3割の人となりますね。
どちらかといえば勉強はできるけど、
人に自慢できるほどではないというレベルでしょうか。
偏差値55で合格できる国立や私立大学はどこ?
偏差値55が標準よりも少し勉強ができるレベルであるとわかりましたが、
具体的に偏差値55の大学はどこがあるのでしょうか。
大学の偏差値は高校の偏差値よりも約10くらい低く表示されているため、
高校のレベルで比較するとずれてしまうので、気をつけてください。
【国立】偏差値55で行ける国立大学
偏差値55で行ける文系の国立大学は、
- 県立広島大学人間文科学部 偏差値:57
- 静岡大学情報学部情報社会学科 偏差値:56
- 和歌山大学経済学部経済学科 偏差値:55
- 長崎大学環境科環境学科 偏差値:54
- 宮城大学事業構想学部 偏差値:53
偏差値55で行ける理系の国立大学は、
- 群馬大学医学部保健学科 偏差値:56
- 兵庫大学工学部応用化学科 偏差値:55
- 山形大学理学部理学科 偏差値:54
- 岡山県立大学情報工学部 偏差値:52
地方の国立大学が多いような印象ですね。
偏差値55くらいの国立で医学部はあまりないように思われます。
【私立】偏差値55で行ける私立大学
偏差値55で行ける文系の私立大学は、
- 国士舘大学経営学部経営学科 偏差値:56
- 神奈川大学経済学部経済学科 偏差値:55
- 東海大学部法学部法学科 偏差値:54
- 名城大学経済学部産業社会学部 偏差値:54
- 帝京大学外国語学部外国語学科 偏差値:50
偏差値55で行ける理系の私立大学は、
- 目白大学看護学部看護学科 偏差値:56
- 近畿大学工学部建築学科 偏差値:56
- 東洋大学理工学部生体医工科 偏差値:55
- 城西大学薬学部医療栄養科 偏差値:53
偏差値55の私立大学は、関東の方にもたくさんあります。
有名な国士舘大学や帝京大学もありました。
センター試験で偏差値55は何点とればいい?
センター試験での偏差値55を考えてみましょう。
センター試験は毎年平均点が6割になるように作られており、
そのため偏差値50でだいたい6割であると考えられます。
そう考えるとセンター試験で偏差値55は、6割後半から7割前半の間くらいでしょうか。
センター試験は5教科7科目で900点満点となるので、
点数で考えると約630点くらいになります。
センター試験で7割をとるのは、勉強すれば決して難しいことではないでしょう。
偏差値60でセンター試験8割と言われているので、
偏差値55ある人は偏差値60になれるよう勉強していきましょう。
偏差値55から60に上げるための科目別勉強法
平均よりも少し高い偏差値55ではあるけれど、
なかなか偏差値60にはなれずに伸び悩んでいるひともいると思います。
そこで偏差値55から60に上げるための勉強法を科目別にご紹介したいと思います。
ここでは基本となる英数国の教科の勉強法について解説していきます。
【英語】偏差値55から60にするための英語勉強法
英語で平均以上とれているひとは、基本的な単語や文法はある程度大丈夫だと思います。
しかし、まだまだぬけているところもあると思うので、引き続き基礎を固めていきましょう。
なかなか偏差値60に届かない人の多くは、
英語長文を読むのが遅いという特徴があります。
これは英文を読み慣れていないためであるので、
たくさん英語長文を読んだり音読しましょう。
英文を読むのが遅いとテストで時間内に間に合わなかったり、ミスをおかしやすくなります。
英語長文は読めば読むほど、スピードが上がっていくと思うので、
英文をあまり読んでいなかったひとはたくさん読むようにしましょう。
【数学】偏差値55から60にするための数学勉強法
数学で平均以上とれているひとは、基本問題は簡単に解けるけど応用問題で失点しているのではないでしょうか。
これはなぜかというと、数学の問題を練習するときに、
答えの解法を丸暗記してしまっているからです。
そのため少しでも条件を変えられたり、複雑になるとわからなくなってしまいます。
解答を暗記することは決してよくないことではありませんが、
しっかりと理解したうえで解法を暗記する必要があります。
このような理由からこの公式が使えるというように、
どうしてその解法になるかを考えながら勉強するようにしましょう。
【国語】偏差値55から60にするための国語勉強法
国語の現代文はなかなか平均以上から得点を上げるのは難しいです。
確実に点数が上がりやすいのは古典になります。
古典はかなり暗記科目に近く、さらに覚えなければいけない内容もそれほど多くはありません。
まずは古文の単語や漢文の句形など、暗記部分を完璧にしていきましょう。
古典もなれてくれば読むスピードが上がってくるので、
より現代文に時間をかけられるようになります。
偏差値ばかりにとらわれず行きたい大学を見つけよう!
みなさんに勘違いしてほしくないのは、偏差値はあくまで大学の目安でしかないということです。
大学の良し悪しはけっして偏差値だけで決まるわけではないということです。
また、偏差値55になることが目標なのではなく、
自分の志望校に合格することが最終的な目標になります。
そのため、まだ志望校を決めていないひとは、
よく考えてできるだけ早めに決めておく必要があります。
すでに決まっているひとは、志望校の過去問を解いて、
どうすれば試験当日までに合格点をとることができるのか考えて、勉強計画を立てましょう。
少しでも早い時期から勉強計画を立て始めることができれば、
それだけ余裕のあるものとなります。
長期的な勉強計画の立て方や、効率的な勉強法をまとめたぼくの教材もあるので、ぜひ参考にしてみてくだい。
まとめ
いかがでしたか。今回は偏差値55についていろいろな観点から解説してきました。
偏差値55は平均点以上であり、上位3割のひとのことを指していましたね。
偏差値55からどうやって偏差値60に上げるのかというのが大きな問題となってくるので、
ぜひみなさんこの記事を参考に頑張ってみてください。
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